三大香木のひとつであるクチナシ(梔子)の剪定方法、剪定時期、開花時期や特徴、花言葉などクチナシ(梔子)に関することをまとめました。

クチナシの特徴
クチナシ | 常緑広葉樹 |
科・属名 | アカネ科クチナシ属 |
別名 | ガーデニア、センプク |
花期 | 5~7月 |
花色 | 白色 |
樹高 | 1~2m |
用途 | 鑑賞、香りを楽しむ |
クチナシの剪定時期
クチナシの剪定時期は、6月~7月上旬の花後すぐに剪定するのが最適です。花が終わるころに剪定し、伸びすぎてる枝や日の光を妨げる枝などの不要枝を切り、整理しましょう。
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病虫害対策
クチナシにつく害虫は、オオスカバシの幼虫が発生することがあります。クチナシの葉っぱが食べられてるあとがありましたら、害虫が発生していますので、ホームセンターのどに売っている殺虫剤スプレーで退治しましょう。
クチナシの剪定

○ 花後、すぐに剪定
結実させて実を収穫した枝は、翌年は花を咲かせません。翌年も花を咲かせたいなら花が終わったらすぐに剪定します。枝を切るときは、葉のついている節のすぐ上で切ります。
○ 切り戻し剪定は7月上旬までに
株全体が大きくなりすぎたら、花が咲いていても7月上旬までに切り戻し剪定を行って、小さく仕立て直します。勢いよく長く伸びた枝は、枝のつけ根のところで切ります。
○ 樹形から飛び出す枝を切る
生長が遅く、あまり手をかけなくても自然な樹形になりますが、樹形から飛び出すような枝があれば、花後、なるべく早く樹幹の内部で、葉を3~6枚残して切り戻します。
○ 混み合った枝を間引く
あまり枝が密につく木ではないのですが、混み合った枝や重なり合った枝などはつけ根から切り取り、風通しをよくします。
○ 不要枝を切る
徒長枝やひこばえ、内向き枝など不要枝はつけ根から切ります。
剪定のポイント✂
・剪定は花の終わったあとすぐに行う。
・間引き剪定で風通しをよくする。
・大きくなったものを切り戻しする場合は、7月上旬までに行う。
※地面から複数の枝を出す株仕立てが多いが、幹の1本立ちに仕立てる方法もある。
クチナシの開花時期

クチナシの開花時期は、5月~7月に開花します。クチナシは三大香木のひとつでキンモクセイや、ジンチョウゲ同様に、非常にいい香りがします。八重咲や樹形の小さいコクチナシもあります。
花芽のつき方
春、新梢の生長とともにつぼみがつくられ、その年に開花します。夏、花後に伸びた枝に花芽ができて翌年咲きます。
クチナシの植えつけ、肥料
クチナシの植えつけ・移植に適している時期は4~5月と9月に適しています。暑すぎる時期と寒すぎる時期に植えつけ・移植するのは避けましょう。
地植えの場合は、2月ごろと花後の7月緩効性化成肥料を与えると効果的です。肥料を与えすぎるのもよくありませんので、年2回くらいにしましょう。
クチナシの花言葉

クチナシの花言葉には、「幸せ」、「優雅」、「洗練」などがあります。クチナシは三大香木の一つとして香りが非常によく、甘い香りが幸せを表していると考えられています。
クチナシの剪定が大変に感じたら?
クチナシの花が咲かないなどお困りな時はむりをせず、プロにご相談しましょう。
クチナシの剪定自体は難しくありませんが、花が咲かない、などのお声はよく耳にします。
そうならないためにもお困りなときは、プロにお願いしてみるのもいいでしょう。
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