サルスベリの剪定方法、剪定時期、開花時期や特徴、花言葉などサルスベリに関することをまとめました。

サルスベリの特徴
サルスベリ(百日紅) | 落葉広葉樹 |
科・属名 | ミソハギ科サルスベリ属 |
別名 | 猿滑り、紫薇 |
花期 | 7~9月 |
花色 | 白色、赤色、ピンク色、紫色 |
樹高 | 1~7m |
用途 | 鑑賞 |
サルスベリの剪定時期
サルスベリの剪定時期は、花後の10月と落葉期の12~3月に剪定するのが最適です。伸びすぎてる枝や日の光を妨げる枝などの不要枝を切り、整理しましょう。
病虫害対策
サルスベリのかかりやすい病気としては、うどんこ病、害虫はサルスベリフクロカイガラムシ、サルスベリヒゲマダラアブラムシなどの害虫が発生することがあります。1年に1回、4~5月くらいに殺菌殺虫剤を散布して予防するのがおすすめです。
サルスベリの剪定

花後:10月
○ 樹形を整える
樹冠より大きく飛び出した枝は、枝のつけ根から切り取り樹形を整えます。
○ 不要枝を取り除く
徒長枝や胴吹きの枝、内向き枝などの不要枝を切り取り、樹幹の中の日当たりや風通しをよくします。
○ 下枝を切る
幹の下のほうから出てる枝は樹形を乱すので、切り取ります。
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冬剪定:12~3月
○ 前年に花が咲いた枝を切る
前の年に花が咲いた枝を途中から切り、新しい枝が出るのをうながすと、新梢の先に花芽ができて、その年に花が咲きます。
○ 毎年、同じ位置で切る
古い枝は、毎年同じ位置で切り取るようにすると、樹形をコンパクトに保つことができ、花もよく咲きます。
○ 不要枝を切る
ひこばえや胴吹き枝、重なり合った枝や内向き枝などの不要枝を切り取ります。
○ 数年に1回こぶを落とす
毎年同じ位置で枝を切っていると、その部分がこぶのようになってきます。数年に1回、こぶの下にある芽の上で切り落とします。
徒長枝、下り枝、ふところ枝などの不要枝は、枝のつけ根から切り取ります。
剪定のポイント✂
・庭に合わせて好みの高さで幹を切り落とし、コンパクトに仕立てる。
・毎年同じところで枝を切る方法と自然樹形にする方法がある。
・毎年同じところで切り続けてできたこぶは、数年に1回切り落とす。
※樹高があまり高くならない小型の品種を選ぶと管理しやすくなる。
サルスベリの開花時期

サルスベリの開花時期は、7~9月に開花します。サルスベリの花は小さな花の集合体を枝の先に房のように咲かせ、とても美しいです。
花芽のつき方
春から伸びた新しい枝の先端にできます。今年できたつぼみが、その年に順次咲いていきます。
サルスベリの植えつけ、肥料
サルスベリの植えつけ・移植に適している時期は3~4月に適しています。半日くらいは日の当たる場所に植えてあげましょう。
肥料は、1~2月ごろに寒肥、花後の10月ごろにお礼肥を与えると効果的です。
サルスベリの花言葉

サルスベリの花言葉には、「雄弁」、「愛嬌」、「あなたを信じる」です。サルスベリの名前の由来は、その名前通り『猿でもすべってしまいそうなツルツルな木』からきています。
サルスベリの剪定が大変に感じたら?
サルスベリの花が咲かないなどお困りな時はむりをせず、プロにご相談しましょう。
サルスベリの剪定自体は難しくありませんが、花が咲かない、などのお声はよく耳にします。
そうならないためにもお困りなときは、プロにお願いしてみるのもいいでしょう。
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