シャクナゲの剪定方法、剪定時期、開花時期や特徴、花言葉などシャクナゲに関することをまとめました。

シャクナゲの特徴
シャクナゲ | 常緑広葉樹 |
科・属名 | ツツジ科ツツジ属 |
別名 | 石楠花、石南花 |
花期 | 5月 |
花色 | 白色、赤色、ピンク色、紫色、黄色 |
樹高 | 1~5m |
用途 | 鑑賞、目隠し |
シャクナゲの剪定時期
シャクナゲの剪定時期は、4月中旬~6月に剪定するのが最適です。伸びすぎてる枝や日の光を妨げる枝などの不要枝を切り、整理しましょう。
病虫害対策
シャクナゲのかかりやすい病気としては、炭疽病(たんそびょう)、葉斑病(ようはんびょう、)害虫はツツジグンバイ、ヒロへリアオイラガ、ベニモンアオリンガなどの害虫が発生することがあります。1年に1回以上は、殺虫、消毒をしてあげましょう。
シャクナゲの剪定

夏剪定:4月中旬~6月
○ 花がら摘みをする
花が咲いている時期に新梢が伸びて、翌年のための花芽ができるので、花がら摘みをしないと、新梢の発生が遅れて花芽ができないことがあります。花首の下の花茎から切り取ります。

○ 不要枝を切り取る
放任しても樹形が乱れにくいので、剪定はじゃまな枝、枯れ枝や徒長枝、樹形を乱す枝などを切る程度にし、切るときは枝のつけ根で切ります。
○ 小さいほうの枝を残す
枝分かれしている部分は小さいほうの枝を残し、大きい枝をきるようにすると大株になるのを防げます。
○ 芽かきをする
枝先にかたまってついた4つ芽のうち、頂芽(中央にある芽)をかき取ります。残った脇芽を伸ばすとバランスのよい枝ぶりの樹形になります。
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摘蕾(花や果実の生育をよくするために、余分なつぼみを間引いて摘み取ること)時期:12~3月
○ 摘蕾で毎年花を楽しむ
冬に中央の花芽だけをひねって取ると、そこから新しい枝が伸びて翌年の花芽がつきます。全体的につぼみが半分ほどになるよう摘み取って花数を制限すると、毎年花を楽しめます。
剪定のポイント✂
・花がら摘みや摘蕾をして、新梢の伸びをよくする。
・放任しても樹形は乱れにくいので、じゃまな枝を切る程度にする。
・大株にならないように、枝分かれしたら小さいほうの枝を残す。
※多数の品種があり樹高も多様なので、庭の大きさに合わせて品種を選ぶとよい。
シャクナゲの開花時期

シャクナゲの開花時期は、5月に開花します。シャクナゲは豊富な品種で、大輪の花を咲かせることから「花木の王」とも呼ばれています。花色も多様で、お庭とお家にあったシャクナゲを選んであげましょう。
花芽のつき方
開花期から伸びはじめた新梢の先に花芽ができます。花がらを摘まないと新梢の出が遅れ、花芽ができないことがあります。
シャクナゲの植えつけ、肥料
シャクナゲの植えつけ・移植に適している時期は春の3~4月と秋の9月~10月に適しています。シャクナゲはたくさんの細い根が張るので水はけのよい場所に植えてあげましょう。
肥料は、1~2月ごろに寒肥、花後の5月ごろにお礼肥を与えると効果的です。
シャクナゲの花言葉

シャクナゲの花言葉には、「威厳」、「荘厳」、「警戒」、「危険」などがあります。シャクナゲは高山地帯に生える植物で、その環境からお目にすることも難しく、美しい花を咲かせることから「高嶺の花」とも言われています。
シャクナゲの剪定が大変に感じたら?
シャクナゲの花が咲かないなどお困りな時はむりをせず、プロにご相談しましょう。
シャクナゲの剪定自体は難しくありませんが、花が咲かない、などのお声はよく耳にします。
そうならないためにもお困りなときは、プロにお願いしてみるのもいいでしょう。
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