生長がやや遅く、洋風の庭に似合うシンボルツリーとして人気のアオハダの剪定、剪定時期、開花時期や実のなる時期、特徴をまとめました。



アオハダの特徴

アオハダ落葉樹
科・属名モチノキ科・モチノキ属
別名青膚
花期3~5月
果実時期9~10月
花色
樹高10~15m
用途シンボルツリー

アオハダの剪定時期

アオハダの剪定時期は、12~2月の落葉期間に剪定すると最適です。自然な樹形が美しいとされているので、落葉期に伸びすぎている枝や不要な枝を整理し、必要最低限の剪定で十分です。

病虫害対策

2月に石灰硫黄合剤を散布して予防する。

アオハダの剪定

冬剪定(12~2月)

不要枝を整理する

枝が混みすぎて気になる場合は、絡み枝や立ち枝などの不要枝を切り除きます。自然な樹形が美しいので、伸びすぎた枝、バランスを悪くする枝を切り除く程度で十分です。

枯れ枝を切る

枯れ枝はつけ根から切り落としましょう。

高さを決める

アオハダは生長が遅いとはいえ何年も放置しておくと、とんでもない高さになってしまうので、お庭にあった自分が綺麗と思う高さに合わせて剪定してあげましょう。

不要枝を取り除く

ひこばえや絡み枝、立ち枝、枯れ枝などの不要枝を切り取ります。不要枝を切るときは、つけ根から切るようにします。



剪定のポイント✂

・剪定は12~2月の落葉期に行う。

・伸びすぎた枝や枯れ枝、あきらかなじゃまな枝を剪定するくらいで十分。

・小さい庭では高くなりすぎないように、高さを止める。

※自然な樹形が綺麗なので、必要最低限の剪定で十分。


アオハダの開花時期


アオハダの開花時期は5~6月に開花します。小さく白い綺麗な花を咲かせます。アオハダは樹皮をむくと青い内皮が出てくるのでアオハダと呼ばれているそうです。

花芽のつき方

短枝の先に花芽がつきます。

アオハダの実のなる時期

アオハダの実のなる時期は、9~10月頃に実らせます。雌雄異株のため、実を楽しみたいならば雄木と雌木の2本を植えると確実です。果実は約7mm程の小粒な球形で、9~10月になると赤く熟し見応えのある果実になります。

アオハダの植えつけ、肥料

アオハダの植えつけ・移植に適している時期は12~3月に適しています。落葉期に日当たり・水はけの良い場所に植えます。

肥料はほとんど必要ありませんが、2~3月に寒肥として緩効性肥料を少量与える程度で十分です。


アオハダの剪定が大変に感じたら?

アオハダの剪定が難しい、花が咲かないなどお困りな時はむりをせず、プロにご相談しましょう。

アオハダの剪定自体はあまり難しくありませんが、花が咲かない、などのお声はよく耳にします。

そうならないためにもお困りなときは、プロにお願いしてみるのもいいでしょう。

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