ハート型の葉がかわいらしく、和風・洋風を問わずシンボルツリーとして人気のカツラの剪定、剪定時期、開花時期や実のなる時期、特徴をまとめました。
カツラの特徴
カツラ | 落葉樹 |
科・属名 | カツラ科・カツラ属 |
別名 | 桂 |
花期 | 4~5月 |
花色 | 赤 |
樹高 | 20~25m |
用途 | シンボルツリー、目隠し |
カツラの剪定時期
カツラの剪定時期は、12~2月の落葉期に剪定すると最適です。夏の6~7月にも軽く剪定すると一年中綺麗な状態が保てます。自然な樹形でも美しいですが、全体のバランスが円錐になるように剪定してあげるとより美しく見えます。
病虫害対策
4月頃にオルチオン乳剤を散布して消毒する。
カツラの剪定
冬剪定(12~2月)
○ 不要枝を整理する
枝が混みすぎて気になる場合は、絡み枝や立ち枝などの不要枝を切り除きます。自然な樹形にするには伸びすぎた枝、バランスを悪くする枝を切り除く程度で十分です。円錐にする場合は上の方から円錐になるように枝を間引いてあげましょう。
○ 枯れ枝を切る
枯れ枝はつけ根から切り落としましょう。
○ 高さを決める
カツラは放置しておくと、とんでもなく高くなりますので、お庭にあった自分が綺麗と思う高さに合わせて剪定してあげましょう。
○ 不要枝を取り除く
ひこばえや絡み枝、立ち枝、枯れ枝などの不要枝を切り取ります。不要枝を切るときは、つけ根から切るようにします。
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剪定のポイント✂
・剪定は12~2月の落葉期に行う。
・自然な樹形なするには伸びすぎた枝や枯れ枝、あきらかなじゃまな枝を剪定するくらいで十分。
・円錐の形にしたい場合は、卵型になるように上の方から間引いてあげる。
・小さい庭では高くなりすぎないように、高さを止める。
※切りすぎると見栄えが悪くなるほか、木の負担にもなりますので必要最低限の剪定で十分。
カツラの開花時期
カツラの開花時期は4~5月に開花します。青々としている葉が秋には黄色に染まるため、四季折々の楽しみ方ができるのもカツラの人気の一つでもあります。
カツラの植えつけ、肥料
カツラの植えつけ・移植に適している時期は12~3月に適しています。落葉期に日なた~半日蔭に植えます。
肥料は、2~3月に堆肥などの有機質肥料を株元に与えます。
カツラの花言葉
カツラの花言葉には「不変」、「不忠」が挙げられます。また枯葉にも花言葉で「憂鬱」、「夢想家」と付けられています。マイナスなイメージがあるため、誰かに贈るとなるとおすすめはできません。
カツラの剪定が大変に感じたら?
カツラの剪定が難しいなどお困りな時はむりをせず、プロにご相談しましょう。
カツラの剪定自体はあまり難しくありませんが、どこを切っていいか分からない、などのお声はよく耳にします。
そんなお困りなときは、プロにお願いしてみるのもいいでしょう。
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