低木の一番人気といっても過言ではないさつきつつじ。園芸品種は1000種くらいあるといわれるつつじ、花も美しくいろんな鮮やかな色を咲かせます。そんなつつじの剪定、剪定時期、開花時期、特徴をまとめました。
ツツジの特徴
ツツジ | 常緑樹 |
科・属名 | ツツジ科・ツツジ属 |
別名 | さつき |
花期 | 4~5月 |
花色 | 赤、ピンク、オレンジ、白 |
樹高 | 1~2m |
用途 | 鑑賞 |
ツツジの剪定時期
ツツジの剪定時期は、花後すぐの5月中旬~6月に剪定するのが最適です。7月に翌年咲く花芽ができますので、それまでに剪定すると翌年綺麗な状態で花が見られます。
病虫害対策
4~9月に薬剤を散布して消毒してあげましょう。
【おすすめ薬剤】スミチオン乳剤、スミソン乳剤、ベニカXファインスプレー
ツツジの剪定
剪定(5月中旬~6月)
○ 花がらを摘む
咲き終わった花がらは摘んでおかないと、翌年咲く花芽が少なくなりますので、残っている場合はすべて花がらを摘んであげましょう。
○ ひこばえを取り除く
幹のつけ根付近から生えるひこばえは取り除きます。(ただし、主幹が枯れる、弱っている場合はひこばえを残して新しく主幹にする)
○ 小さくしたい場合は強剪定する
ツツジが大きくなりすぎて縮めたい場合は、強めに剪定してもよく芽吹くので花後に強めに剪定してあげましょう。(ただし、強剪定すると翌年は花が咲かないことがありますので注意しましょう)
○ 丸く刈り込んであげる
ツツジは毎年剪定していると、大きさを保てますので自分の好みの大きさになると毎年、5月中旬~6月の花後に丸く刈り込みまましょう。
○ 不要枝を取り除く
枯れ枝、徒長枝などの不要枝は根元から切り取りましょう。
合わせて読みたい
剪定のポイント✂
・剪定は5月中旬~6月の花後すぐに行う。7月に翌年咲く花芽ができるため
・常緑性のツツジは、よく芽吹くので強剪定しても大丈夫。
・花がらを取らないと、新芽の出が遅れ花芽がつかないことがある。
・下がり枝、枯れ枝、徒長枝など、樹形を乱す枝はつけ根から切る。
※ツツジには落葉タイプもある。
ツツジの開花時期
ツツジの開花時期は4~5月に開花します。園芸品種は1000種類くらいあるといわれ、いろんな色の綺麗な花を咲かせます。
花芽のつき方
今年伸びた新しい枝の先のほうに花芽がつきます。7月~8月にできた花芽が、翌年に咲きます。
※ドウダンツツジと同じ ➡ドウダンツツジの記事はこちら
ツツジの植えつけ、肥料
ツツジの植えつけ・移植に適している時期は3~4月と5~6月の新芽ができる前に適しています。弱酸性の土質を好む。
肥料は12~2月に寒肥を5~6月に花後のお礼肥えを与えると効果的です。
ツツジの花言葉
ツツジの花言葉には「節度」、「慎み」、「努力」が挙げられます。ツツジの葉と花をつける様子は、若く美しい女性を連想させることからこのような花言葉がつけられたとされています。
ツツジの剪定が大変に感じたら?
ツツジの剪定が難しい、花が咲かないなどお困りな時はむりをせず、プロにご相談しましょう。
ツツジが大きくなりすぎている、小さくしたいがどこを切っていいか分からない、などのお声はよく耳にします。
そんなお困りなときは、プロにお願いしてみるのもいいでしょう。
お庭に関するお悩み、お困りごと、何でもお気軽にご相談下さい。080-2535-0250受付時間 9:00-18:00(年中無休)
メールは24時間対応