初夏に綺麗な色の花を咲かせ、常緑低木として人気のトキワマンサク。そんなトキワマンサクの剪定、剪定時期、開花時期、特徴や花言葉をまとめました。
トキワマンサクの特徴
トキワマンサク | 常緑広葉樹 |
科・属名 | マンサク科・トキワマンサク属 |
別名 | 常盤満作 |
花期 | 4月~5月 |
花色 | 白、赤、ピンク |
樹高 | 2~3m |
用途 | 鑑賞 |
トキワマンサクの剪定時期
トキワマンサクの剪定時期は、花後の5月中旬~6月に剪定するのが最適です。7月~8月頃に来年花が咲く花芽ができますので、それまでに剪定してあげると来年度も花を楽しめます。
病気・害虫対策
トキハマンサクにはカイガラムシという害虫が発生しやすいので、4~5月の春と9~10月の秋ころに薬剤を散布して消毒してあげましょう。
【おすすめ薬剤】オルチオン乳剤、ベニカXファインスプレー、ベニカXネクストスプレー
トキワマンサクの剪定
夏剪定(5月中旬~6月)
○ 高さを抑える
自分の好みの高さを決め、そこより高くなる飛び出した枝を若木のうちに間引き、主幹を抑えましょう。
○ 枝数を増やすように切る
枝を切りつめるときは葉っぱがついているすぐ上の部分で切ると、枝数が増えていきます。
○ 長く伸びた枝を切る
長く伸びた枝は、木のバランスを悪くするので好みの長さで切り戻します。その場合も、葉を残して、あるいは横に伸びた枝の上で切るようにします。
○ 不要枝を切る
ひこばえ、枯れ枝などの不要枝を切り、全体に栄養がいきわたるようにする。
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剪定のポイント✂
・花を楽しむ場合は、花が終わってから剪定する。
・不要枝を切るときは、必ず枝のつけ根で切る。
・長く伸びた枝を切るときは、葉っぱを数枚残して切る。
※ベニバナトキワマンサクも同じ剪定でよい。
トキワマンサクの開花時期
トキワマンサクの開花時期は4~5月に開花します。細いひも状の花弁が特徴的で花は枝先に集まって付きます。花弁は長さ約1.5cmの細長い線形で、花期はマンサクより2~3カ月遅れるのが特徴的です。
花芽のつき方
今年伸びた短枝に7~8月頃に花芽がつくられ、翌年に咲きます。
長く伸びた枝にはほとんど花芽はできません。
トキワマンサクの植えつけ、肥料
トキワマンサクの植えつけ・移植に適している時期は3~4月に適しています。冬の風と夏の感想を嫌うので植える場所を選び、植え穴に腐葉土を入れて土づくりをしておきます。
肥料は2月頃に寒肥を5~6月に花後のお礼肥えを与えると効果的です。
トキワマンサクの花言葉
トキワマンサクの花言葉には「おまじない」、「霊感」、「私から愛したい」などが挙げられます。トキワマンサクの花は基本的に濃いピンク色の花を咲かせることから女性をイメージされたとして「私から愛したい」という花言葉に考えられたとされています。
トキワマンサクの剪定が大変に感じたら?
トキワマンサクの剪定が難しい、花が咲かないなどお困りな時はむりをせず、プロにご相談しましょう。
トキワマンサクが大きくなりすぎている、小さくしたいがどこを切っていいか分からない、などのお声はよく耳にします。
そんなお困りなときは、プロにお願いしてみるのもいいでしょう。
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