近年のシンボルツリーで一番人気のシマトネリコの特徴や剪定、剪定時期、開花時期をまとめました。
シマトネリコは常緑樹で葉っぱが落ちないため、そうじも楽で一年中葉っぱがついているので緑を感じられるというのが人気のポイントでもありますよね。

シマトネリコの特徴
シマトネリコ | 常緑樹 |
科・属名 | モクセイ科・トリネコ属 |
別名 | タイワンシオジ |
花期 | 5月~6月 |
花色 | 白 |
樹高 | 3~10m |
シマトネリコの剪定時期
シマトネリコの剪定時期は3月と8月~9月が適していますが、6月7月で剪定しても問題はありません。ただ5月~6月にかけて開花しだすので、花を観賞したい方は6月、7月に剪定するのはやめておいた方がいいかもしれませんね。(冬の剪定は避けましょう。)
病虫害対策
シマトネリコは、病虫害には強い木ではありますが、より丈夫な木にするためには消毒をしましょう。5~9月に消毒するのがおすすめです。
シマトネリコの剪定

1 徒長枝を切り落とす
上の部分に徒長枝が出やすいので、幹のつけ根で切り落とします。放置しておくと樹冠の上部に葉が集まり、下に枝や葉がなくなりやすくなります。
2 枝を間引く
混み合った部分や張り出して広がり過ぎる枝は、枝の分かれ目で切り落とし、コンパクトに形を整えます。樹冠内部を透かすようにすると涼しげな印象になります。
3 古い枝を切り落とす
古くて太くなった枝は、幹のつけ根で切り取り、細い枝を伸ばすようにします。
4 主幹を止める
放任すると10mを超えるほど成長をするので、3mの管理できる高さで主幹を切り取り、側枝を増やすようにしましょう。
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剪定のポイント✂
・放任すると10m以上に伸びるので、管理できる高さで芯をとめる。
・全体を大胆に間引いて、透かすように仕上げると美しい。
・ひこばえ(根元から新たに生える芽のこと)が多く出るので、株立ちの枝を制御して管理する。
※生長が早いので、3~8月の間なら年に2回剪定してもよい。
シマトネリコの開花時期

シマトネリコの開花時期は5月~6月に開花し、8月~9月に新たな花芽を作ります。
花芽のつき方
花芽は枝先に扇状につきます。
シマトネリコの植えつけ、移植
シマトネリコの植えつけは3月と9月~10月に適しています。水はけ水もちの良い場所に植え、大きくなるので広いスペースが理想的です。
シマトネリコの移植は3月が適しています。
肥料はいる?いらない?
シマトネリコは自然に成長する木なので、肥料は基本的にいりません。しかし、早く木を大きくしたいときは年に1回(3月頃)に有機肥料か緩効性肥料を与えましょう。
シマトネリコの剪定が大変に感じたら?
シマトネリコの剪定が難しい、花が咲かないなどお困りな時はむりをせず、プロにご相談しましょう。
シマトネリコの木が大きくなりすぎている、小さくしたいがどこを切っていいか分からない、などのお声はよく耳にします。
そんなお困りなときは、プロにお願いしてみるのもいいでしょう。
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