三香木のうちの一つである非常に人気の金木犀(キンモクセイ)、今回は金木犀の特徴や花言葉、剪定、剪定時期、開花時期、肥料、特徴などまとめてみました。

金木犀の特徴
金木犀 | 常緑樹 |
科・属名 | モクセイ科・モクセイ属 |
別名 | モクセイ・タンケイ |
花期 | 9月~10月 |
花色 | オレンジ |
樹高 | 3~6m |
金木犀(キンモクセイ)の剪定時期
金木犀の剪定時期は、3月~4月と10月~11月の芽吹く前か花後に樹形を整えるように剪定します。
病虫害対策
2月に石灰硫黄黄合剤を散布して消毒する。
金木犀(キンモクセイ)の剪定

○ 不要枝を切り取る
枯れ枝、下に垂れてる枝、徒長枝(真上に伸びてる枝)、ふところ枝などの不要枝を切り取って整理し、風通しをよくします。
○ 下枝を切る
樹形が乱れるので、根元の近くの下の下枝はつけ根から切り取ります。
○ 上部の枝ほど深く切る
樹冠(樹木の上部で葉が茂っている部分)の上部の枝ほど勢いがあってよく伸びるので、深めに切ります。強く飛び出した枝は季節を問わずいつでも切れます。
○ 大きくなったら高さを低く抑える
自分の理想の大きさを決めて、それ以上伸びる枝を根元から切ります。
○ 強く刈り込むと気が弱る
葉がなくなるほど強く刈り込むと小枝が枯れやすくなり、気が弱るので注意しましょう。
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剪定のポイント✂
・剪定は花後か春。寒い地方では春(3~4月)に剪定する。寒い時期に剪定を行うと寒さでダメージを与えてしまうことがあるので、11月~翌1月の剪定はきょくりょく避けましょう。
・枝が3本に分かれて混んでいる部分は、中央の枝を切る。
※ギンモクセイやウスギモクセイも同じ剪定。
金木犀(キンモクセイ)の開花時期

金木犀の開花時期は、9月~10月に開花します。花芽は8月ごろにつきます。
花芽のつき方
春から伸びた新しい枝の葉の脇に8月ごろつき、その年の秋に咲きます。夏になっても伸び続けている徒長枝には花芽がつきません。
金木犀の植えつけ
金木犀の植えつけは3月~4月に適しています。日当たり・水はけの良い肥沃(農作物がよくできる)な場所に植え、大気汚染に弱いので注意しましょう。
金木犀の育て方
冬の北風と大気汚染を嫌うので、場所を選びます。植え穴を大きめに堀り、腐葉土を入れて土づくりをしておく。植え付け苗は、大苗のほうが仕立てが早くできるので、2~3年生の大苗を選ぶ。一度に強く刈ってしまうと枝枯れするので、毎年少しずつ切って樹形をつくる。
肥料の適した時期
肥料は1~2月と6~7月に適しています。1~2月の冬は寒肥として有機質肥料を与え、6~7月の初夏には化成肥料を追肥すると効果的です。
金木犀(キンモクセイ)の花言葉

金木犀の花言葉は「謙虚」、「気高い人」、「謙遜」、「誘惑」、「陶酔(とうすい)」です。
すごく良い花言葉ですよね。山本造園も金木犀を見習って、謙虚で気高くと思われるように努めてまいります。
キンモクセイの剪定が大変に感じたら?
キンモクセイの剪定が難しい、花が咲かないなどお困りな時はむりをせず、プロにご相談しましょう。
キンモクセイの木が大きくなりすぎている、小さくしたいがどこを切っていいか分からない、などのお声はよく耳にします。
そんなお困りなときは、プロにお願いしてみるのもいいでしょう。
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