シンボルツリーとして人気のエゴノキ。株立ちの自然樹形が美しく、寒さにも強く育てやすい庭木です。
そんなエゴノキの剪定方法や剪定時期、開花時期、特徴をまとめました。

エゴノキ 特徴
エゴノキ | 落葉樹 |
科・属名 | エゴノキ科・エゴノキ属 |
別名 | エゴ・チシャノキ |
花期 | 5~6月 |
花色 | 白、ピンク |
樹高 | 5~10m |
エゴノキの剪定時期
エゴノキの剪定時期は、11月~3月の落葉期に行うのが適しています。枝が横に広がるように伸び、開放感のある自然樹形が美しいので、不要な枝を切り落とす程度で十分です。
病虫害対策
エゴノキには、テッポウムシやカミキリムシが発生しやすので、予め殺菌、殺虫、消毒しましょう。
エゴノキ 剪定

○ 徒長枝を切る
樹勢が強いので、徒長枝はつけ根から切り取り、樹冠(樹木の上部で葉が茂っている部分)を整える。ただし、花数を増やしたい場合は、つけ根からではなく4~5芽を残した途中での外芽の上で切り取ります。
○ 不要枝を切る
枯れ枝、ひこばえなどの不要枝は切り取って、樹勢を抑えながら枝を間引きます。
○ コンパクトに保つ
エゴノキは背が高くなるので、若木のころから主幹をどこで抑えるか決め、毎年それより飛び出した枝は切り取りコンパクトに保ちましょう。
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剪定のポイント✂
・不要枝や混み合っている枝はすっきりさせ、風通しや日当たりをよくする。
・徒長枝を途中で切って短枝を出させ、花数を増やす剪定もある。
・背が高くなるので、理想の高さを決め、コンパクトに保つ。
エゴノキ 開花時期

エゴノキは5~6月に開花します。花芽は8~9月ごろにつき、今年伸びた短枝の葉のつけ根にできて、翌年咲きます。
エゴノキの植えつけ、肥料
エゴノキは特に肥料を使用しなくても生長しますが、不安な方は4月と11月に化成肥料を株の周りを囲むように与えましょう。
植えつけに適した時期は2月~3月と12月に、日当たり・水はけの良い場所に植えましょう。
エゴノキの育て方
半日陰~日当たりまで順応しますが、強い乾燥地を嫌うので、植え穴に腐葉土を多めに入れて湿度を保ちやすくしておくとよいです。水やりも地植えの場合は特に不要ですが、乾燥しすぎる場合には定期的に与えましょう。
エゴノキの剪定が大変に感じたら?
エゴノキの剪定が難しい、花が咲かないなどお困りな時はむりをせず、プロにご相談しましょう。
エゴノキの木が大きくなりすぎている、小さくしたいがどこを切っていいか分からない、などのお声はよく耳にします。
そんなお困りなときは、プロにお願いしてみるのもいいでしょう。
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