アジサイ(紫陽花)の剪定方法、剪定時期、開花時期や特徴、花言葉などアジサイに関することをまとめました。



アジサイの特徴

アジサイ(紫陽花)落葉広葉樹
科・属名アジサイ科・アジサイ属
別名七変化(しちへんげ)、四葩(よひら)
花期5月~7月
花色白色、青色、紫色、ピンク色
樹高1~2m
用途目隠し鑑賞

アジサイの剪定時期

アジサイ(紫陽花)の剪定時期は、12~2月、6~7月の花が咲き終わったあとに剪定するのが最適です。咲き終わった花をそのままにしておくと、真下の芽が伸びにくくなるため翌年の花芽がつきにくくなります。なので、花がらの下2~3節目で切るようにする。

病虫害対策

アジサイ(紫陽花)は比較的丈夫な植物といわれていますが、アジサイにかかる病気としては、うどんこ病(葉の表面に白い粉のようなものが表れる)、炭疽(タンソ)病(丸くて小さな斑点ができ、中心部が灰白色になる)、葉化病(花がいつまでも緑色でいろづかない)、などがあります。発症した場合は、その病気にあった薬を散布しましょう。

アジサイの剪定

花がらを切る

咲き終わった花をそのままにしておくと、真下の芽が伸びにくくなるため翌年の花芽がつきにくくなります。花後は花がらの下2~3節目の位置で切って、花がらを摘みます。

不要な枝を整理する

アジサイは枝が増えやすいので、古くなった枝や細かい枝は根元から切り取ります。

花がつかなかった枝は切らない

その年に花がつかなかった枝は、秋に花芽がついて翌年に花が咲く可能性があります。切らずにそのまま残しましょう。

飛び出す枝を切る

混み合った枝や樹幹から飛び出す枝は、ほかの枝との分かれ目で切り取ります。

コンパクトに保つ

樹高が高くなりすぎたときや、あまり大きくしたくないときは長い枝を切りつめますが、その際は枝元の葉1対を残して切りましょう。葉をすべて取ってしまうと、光合成ができずに株が弱ってしまうためです。



剪定のポイント✂

・花が終わったら、株が弱るのを防ぐため早めに花がら剪定を行う。

・花がつかなかった枝は、翌年花がつく可能性があるので切らない。

・3~4年に一度を目安に、枝をすべて根元から切る強剪定を行う。

※ヤマサジサイ、カシワバアジサイなど種類が豊富だが剪定方法はどれも同じ。


アジサイの開花時期

アジサイの開花時期は、5~7月頃に開花します。アジサイは種類が豊富で、初心者の方にも育てやすく、いろんな色の花を咲かせるのでとても美しいです。

花芽のつき方

9月中旬~10月ごろに、その年に伸びた枝先のほうに花芽ができます。翌年に花芽から枝は伸び、先端に花が咲きます。

アジサイの植えつけ、肥料

アジサイの植えつけ・移植に適している時期は落葉期の11~12月、2月が適しています。1月~2月の寒すぎる時期はきょくりょく避けましょう。半日くらい日が当たるところに植えるのがベストです。アジサイは乾燥をきらうので、1日中日があたるところはあまりおすすめできません。

地植えの場合は、開花から1か月後のお礼肥、12月~1月の寒肥を与えると良いです。

アジサイの花言葉

アジサイ(紫陽花)の花言葉は、「無常」、「浮気」、「冷淡」、「知的」などがあります。花の色ごとによっても違い、『白=寛容』、『青=辛抱強い愛情』、『ピンク=元気な女性』です。



アジサイの剪定が大変に感じたら?

アジサイの剪定が難しい、花が咲かないなどお困りな時はむりをせず、プロにご相談しましょう。

アジサイの剪定自体は難しくありませんが、花がならない、などのお声はよく耳にします。

そうならないためにもお困りなときは、プロにお願いしてみるのもいいでしょう。

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