春には白い花、秋には赤い実が楽しめるシンボルツリーとしても人気のソヨゴ。今回はそんなソヨゴの剪定、剪定時期、開花時期や特徴などソヨゴに関することをまとめました。



ソヨゴの特徴

ソヨゴ常緑樹
科・属名モチノキ科・モチノキ属
別名戦、冬青、フクラシバ、フクラモチ、ソヨギ
花期5~6月
花色
樹高5~10m
用途シンボルツリー・目隠し

ソヨゴの剪定時期

ソヨゴは自然に樹形が整うのでそこまで手入れは不要ですが、おすすめの剪定時期は11~12月に剪定をして風通しを良くしてあげましょう。

病虫害対策

ソヨゴの病気でよくみられるのは、黒点病(黒星病)(黒い点々の模様が無数に表れる)すす病(葉の表に黒や灰色のシミみたいなのが無数に表れる)などで、見つけ次第すぐに発症した葉っぱをすべて取り除き殺菌剤を散布しましょう。

ソヨゴ 剪定

徒長枝を切る

上に伸びあがった徒長枝を幹のつけ根で切り取ります。

横に張り出した枝を切る

横に強く張り出した枝を切り、広がりすぎないようにコンパクトにします。枝を切るときは、途中で切らずに細い枝との分かれ目で切り取ります。

古い枝を切り更新する

古くて太くなった枝をつけ根から切り落とし、新しい枝を出させるようにします。太めの枝を切るときは、枝のつけ根の下側のふくらみ(ブランチカラー)を残すように切ります。ふくらみまで切り落としてしまうと、切り口がふさがらずに枯れてしまうことがあります。

対に出ている枝を切る

枝は1か所から2本が対になって出る対生です。混み合っている場合は片方を切り取りましょう。下向きの枝、極端に上向きの枝、樹冠(樹木の上部で葉が茂っている部分)の内側に向かっている枝を切り取ります。

ひこばえは地際で切る

株立ちの枝が増えすぎないように、ひこばえは切り取ります。主幹が古くなったら地際で切り、ひこばえを残して株を更新します。



剪定のポイント✂

・生長が遅く自然に整うので、強い剪定は必要ない

・管理しやすい高さで主幹の芯を止め、徒長枝を切り落とす

・胴吹き枝が出やすいので、混み合った部分の枝は整理する

※同じ属のモチノキも同じように剪定できる。

ソヨゴ 開花時期

ソヨゴの開花時期は、6~7月頃に開花します。ソヨゴの花はとても小さいのであまり目立ちませんが、咲くと小さく可愛らしいです。

花芽のつき方

春から伸びた新しい枝の葉の脇に花芽ができます。

ソヨゴの果実時期

ソヨゴの果実時期は秋の、10~11月頃に実がなります。実もまた花と一緒で小さいですが、赤く可愛らしい実です。鳥などがよく赤い実を食べにきますが、人間には食べられないです。

ソヨゴの植えつけ、肥料

ソヨゴの植えつけは・移植に適している時期は6~7月です。日なた~半日陰の水はけの良い場所に植えます。

肥料は特に必要ありませんが、1~2月に寒肥を与えると、春に元気に育ちます。

ソヨゴの花言葉

ソヨゴの花言葉は「先見の明」です。先見の明とは、物事が起こる以前に見抜く意識。将来のことを見通すかしこさ。という意味です。すごいカッコイイ花言葉ですね。



ソヨゴの剪定が大変に感じたら?

ソヨゴの剪定が難しい、花が咲かないなどお困りな時はむりをせず、プロにご相談しましょう。

ソヨゴの木が大きくなりすぎている、小さくしたいがどこを切っていいか分からない、などのお声はよく耳にします。

そんなお困りなときは、プロにお願いしてみるのもいいでしょう。

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