四国(高知県)特産の日本固有種であるトサミズキ、小さく黄色い花をたくさんつけるのが魅力的です。そんなトサミズキの剪定、剪定時期、開花時期、特徴や花言葉をまとめました。



トサミズキの特徴

トサミズキ落葉樹
科・属名マンサク科・トサミズキ属
別名土佐水木
花期3月~4月
花色黄色
樹高3~4m
用途鑑賞

トサミズキの剪定時期

トサミズキの剪定時期は、5月中旬~6月と11~2月の落葉期間に剪定するのが最適です。7月~8月頃に来年花が咲く花芽ができますので、それまでに剪定してあげると来年度も花を楽しめます。

病気・害虫対策

トサミズキにはテッポウムシ(カミキリムシ)という害虫が発生しやすいので、発生次第、薬剤を散布して消毒してあげましょう。

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トサミズキの剪定

夏剪定(5月中旬~6月)

高さを抑える

自分の好みの高さを決め、そこより高くなる飛び出した枝を若木のうちに間引き、主幹を抑えましょう。

実を早めにとる

実をつけたままにしておくと、翌年の花つきが悪くなります。実は早めにとっておきましょう。

徒長枝を切る

徒長枝や樹幹から、はみ出している枝をつけ根または下の4~6芽を残して切り取ります。4~6芽を残すと、残した芽が伸びて短枝となり花芽がつきやすくなります。

不要枝を切る

ひこばえ、枯れ枝、混み合った枝、内向き枝などの不要枝を切り、日当たりや風通しをよくします。枝は刈り込まず、間引くようにつけ根から切ります。

冬剪定(11月~2月)

大きくしたくないなら高さを止める

樹高を高くしたくないない場合は、主幹を好みの高さで切りますが、その場合も枝がついている上で切るようにします。

枝を整理する

バランスが悪くなったり伸びすぎている枝を切りもどして、枝を整理してあげましょう。

不要枝を切る

枯れ枝などの不要枝を残していると、栄養が全体のいきわたらないのでつけ根から切りましょう。



剪定のポイント✂

・広くないお庭ではひこばえを切り取り、主幹を2~3本に保つ。

・枯れ枝、混み合った枝、、内向き枝などの不要枝を切る。

・徒長枝はつけ根から4~6個の芽を残して切り取ります。

※小型で花つきがよいヒュウガミズキも同じ剪定でよい。


トサミズキの開花時期


トサミズキの開花時期は3~4月に開花します。株立ちで、自然に球状の樹形をつくる低木で花は穂状に垂れさがるのが特徴的です。

花芽のつき方

新しい伸びた枝の葉のつけ根に7月頃にでき、翌春に咲きます。

徒長枝にはほとんど花芽はできません。長いのが花芽で、小さいのが葉芽になります。

トサミズキの植えつけ、肥料

トサミズキの植えつけ・移植に適している時期は3月に適しています。秋植えもできますが、寒い地方では暖かくなった春に植えるのが最適です。肥沃な湿潤地の好むので、植えるときは不要枝を十分にいれて土づくりをしておきましょう。 

肥料は2月頃に寒肥を9月に追肥もするとより効果的です。

トサミズキの花言葉

トサミズキの花言葉には「清楚」、「優雅」、「伝言」などが挙げられます。トサミズキの伝言という花言葉には、春を告げる花であることからきたとされています。



トサミズキの剪定が大変に感じたら?

トサミズキの剪定が難しい、花が咲かないなどお困りな時はむりをせず、プロにご相談しましょう。

トサミズキが大きくなりすぎている、小さくしたいがどこを切っていいか分からない、などのお声はよく耳にします。

そんなお困りなときは、プロにお願いしてみるのもいいでしょう。

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